『日本書紀』を読み解く

第4水曜日 14:00~15:30
5月28日~10月22日 全6回
[5/28、6/25、7/23、8/27、9/24、10/22]
笠原 英彦( 慶應義塾大学名誉教授 )
『日本書紀』下(宇治谷孟、全現代語訳、講談社学術文庫)をテキストとして読解しながら、古代人の考え方を探ります。今回は、推古天皇の巻(推古紀)から読み進めて、とりわけ聖徳太子の家である上宮王家に照準を合わせながら、推古紀の記事を読み解いていきます。毎回、テキストを持参いただき、理解を深めるうえで必要な背景説明を配布資料により補います。講義形式ではなく、輪読を主体としてゆっくりとしたペースで進めていきます。平易な解説を心がけますので、初心者の方も安心してご参加ください。

★カリキュラム
第1回 『日本書紀』とは如何なる史書か
第2回 推古朝を取り巻く東アジアと日本
第3回 推古女帝の人間像と来歴
第4回 聖徳太子の虚像と実像
第5回 蘇我本宗家と上宮王家
第6回 推古朝をめぐる人間模様
( ※テーマは入れ替える場合があります )

★講師プロフィール
1956年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。現在、慶應義塾大学名誉教授。専門分野は、古代史、皇室典範(皇位継承問題)。著書に『歴代天皇総覧』(中公新書)、『女帝誕生』(新潮社)、『象徴天皇制と皇位継承』(ちくま新書)など。
21,120円(税込・6回分)
※別途、設備使用料990円(税込・6回分)がかかります。
 
◆持参品:筆記用具
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