第4土曜日 10:30~14:30頃 2025年3月29日~10月25日 全6回 [3/29、4/26、5/24、6/28、7/26、10/25] ※3月は第5週、8月・9月はお休みです。 | |
永石 文明(立教大学兼任講師) | |
花と虫が織りなす自然の物語を見つけましょう! <フェノロジーとは?> 季節の移り変わりに伴う生物の状態や行動の変化を研究する学問で、“生物季節学”や“花暦学”とも呼ばれます。 生きものたちの季節を感じながら、自然のつながりを観察するフィールドワーク講座です。 私たちの身近な山野に咲く花々を中心に、受粉のための花の仕組みや、ハチやチョウ類(ポリネーター)など訪花昆虫の観察をしたり、土地・環境との関係を探りながら自然が織りなす命のリズムや生態系のつながりを楽しく学びます。 季節ごとの変化に目を向けることで、普段何気なく見過ごしてしまう生きものたちの姿に気づき、自然をより深く楽しむことができます。初心者の方でも安心して参加できる内容で、観察のポイントや発見のコツも丁寧にお伝えします。 ◆カリキュラム 第1回 狭山丘陵の早春の花~エドヒガン、サンシュユ、カタクリ、ノジスミレ チェックポイント:多摩川の名残川(砂川堀)、蛇崩湧水、トトロ基金のトラスト地 【集合・解散】西武池袋線「小手指」駅 改札を出た南側階段下の広場 第2回 御岳渓谷の春の花~フタバアオイ、ヒメウツギ チェックポイント:崖線と山間河道、畦畔林と渓谷植生 フサザクラ、ユキヤナギ 【集合・解散】JR青梅線「御嶽」駅 改札を出た広場 第3回 武蔵丘陵森林公園の初夏の花~シライトソウ群生、ギンリョウソウ、ヤマブキソウ チェックポイント:武蔵丘陵の尾根と斜面林、松林の菌根菌 【集合・解散】東武東上線「森林公園」駅 改札出口 第4回 野川自然観察園の初夏の花~オドリコソウの花の群落、ウマノスズクサ、コバノカモメヅル チェックポイント:多摩川の名残川(野川)への湧水、自然再生林。 【集合・解散】JR中央線「武蔵小金井」駅 中央改札出口 第5回 横沢入の夏の花~キツネノカミソリ群生、ヒルムシロ群生、カリガネソウ チェックポイント:武蔵野段丘の崖線林、横沢川、五日市丘陵に囲まれた馬蹄形の谷戸地 【集合・解散】JR五日市線「武蔵増戸」駅 改札出口 ※解散地は「武蔵五日市」駅です。 第6回 小峰公園の秋の花~オケラ、コウヤボウキ、アズマヤマアザミ チェックポイント:秋川丘陵の谷戸と尾根の植生、旧茅場の植生 【集合・解散】JR五日市線「武蔵五日市」駅 改札出口 ★講師プロフィール 立教大学兼任講師(実習講座「環境保全とコミュニティ形成」)。所沢市民大学講師(地域の自然)。所沢なびライター(自然)。東京農工大学農学部非常勤講師(地域生態システム調査実習)、月刊誌『日本の生物』『バーダー』の編集長、NEWTON別冊『植物の世界』の編集を歴任。日本生態学会・日本環境教育学会・日本インタープリテーション協会会員。主な著書は『藤里町歩く体験博物館ガイドブック(地形地質・植物・動物編)』、『コンゴ共和国の国立公園における生物多様性(略)』。 | |
21,120円(税込・6回分) ※交通費などは各自 | |
◆保険料 960円(税込・6回分) |
NEW!
花と虫の自然観察
~フェノロジー入門講座~
◆定員 14名
◆持参品 帽子、雨具、歩きやすい靴、レジャーシート、昼食、飲み物、保険証コピー、あれば双眼鏡、ルーペ、撮影可能なスマートフォンやカメラ
◆持参品 帽子、雨具、歩きやすい靴、レジャーシート、昼食、飲み物、保険証コピー、あれば双眼鏡、ルーペ、撮影可能なスマートフォンやカメラ