第4土曜日 13:00~15:00頃 2025年2月22日~7月26日 全6回 [2/22、3/22、4/26、5/24、6/21、7/26] ※6月は第3週 | |
福永徳善(POW研究会) | |
2025年は「戦後80年」の節目の年です。この講座では、太平洋戦争に関連する資料館や戦争遺跡を訪問し、実際に現地を見学することで、歴史の重みを体感します。戦争の痕跡をたどりながら、私たちの暮らしと密接に関わる「平和」の意味について改めて考えてみませんか? 戦争の歴史は決して過去のものではありません。現代の私たちがどのように未来を築いていくべきか、現地で得た体験を通して一緒に考えましょう。平和への思いを共有する場として、ぜひご参加ください。 ◆カリキュラム 第1回「一夜で10万人が死んだ東京大空襲」(東京都江東区・東京大空襲戦災資料センター) 1945年3月10日未明に始まった東京大空襲の実態について、東京大空襲戦災資料センターで空襲体験者の証言も交えて学びましょう。 【集合・解散】東京メトロ半蔵門線/都営大江戸線「清澄白河」駅清澄方面改札外 第2回「空襲の脅威を伝える『変電所』」(東京都東大和市・旧日立航空機立川工場変電所) 『西の原爆ドーム、東の変電所』と呼ばれる旧日立航空機の工場内にあった変電所は激しい空襲の痕跡を今に伝えています。東大和市立郷土博物館スタッフの説明を建物内部で聞きながら見学しましょう。 【集合・解散】西武鉄道拝島線/多摩都市モノレール「玉川上水」駅西武線改札外 第3回「女学生たちは地雷をつくった」(神奈川県横浜市・こどもの国) 四季を通じて、自然に親しみながら楽しめる遊園地「こどもの国」は、戦時下に弾薬製造工場とその貯蔵施設として稼働していました。広大な園内に残る弾薬庫跡を中心に見学しましょう。 【集合・解散】こどもの国線「こどもの国」駅改札外 第4回「風船爆弾も開発した秘密戦研究所」(神奈川県川崎市・登戸研究所資料館) 現在の明治大学生田キャンパスには、かつて日本陸軍の研究所が置かれ、細菌戦やスパイ戦のための兵器が開発されていました。実際に研究施設として使われていた建物に置かれた資料館で、秘密戦の実態を学びましょう。 【集合・解散】小田急小田原線「生田」駅改札外 第5回「連合艦隊は地下に潜った」(神奈川県横浜市・日吉台地下壕) 慶應義塾大学日吉キャンパスの地下には日本海軍が建設した防空壕がありました。連合艦隊司令部などの重要機関が置かれた地下要塞を「日吉台地下壕保存の会」の見学会に参加して見学しましょう。 【集合・解散】東急東横線/横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉」駅東急ワイド改札口外 第6回「抑留と引揚~終戦後も続いた苦難」(東京都新宿区・平和祈念展示資料館) 「帰還者たちの記憶ミュージアム」を謳う平和祈念展示資料館は兵士・抑留者・引揚者の労苦を伝える施設です。終戦後も「終わらない戦争」を戦った人々の様相を学びましょう。 【集合・解散】都営大江戸線「都庁前」駅改札外 ★講師プロフィール 兵庫県生まれ。30年以上にわたり、中高生と歴史を学ぶ。桐蔭学園中等教育学校教諭、関東学院大学経営学部非常勤講師。POW研究会会員、歴史教育者協議会会員。『捕虜収容所・民間人抑留所事典』(すいれん舎、2023年)編集委員。 | |
24,420円(税込・6回分) ※交通費・入館料等各自 | |
◆資料代 3,252円(税込・郵送料込・6回分) ◆保険料 960円(税込・6回分) |
NEW!
【戦後80年】戦争の記憶をたどるフィールドワーク
◆持参品:保険証のコピー
※歩きやすい靴でご参加ください。
※歩きやすい靴でご参加ください。