=満席御礼=
東京暗渠(あんきょ)歩き入門
― 3つの視点から愉しむ「失われた川」歩き ―

第2土曜日 13:00~15:30 
1月11日、2月8日、3月8日 全3回
本田 創(暗渠者、Tokyo Ankyo Laboratories)
東京にはかつて多くの川や水路が流れていましたが、それらは都市化の進行により失われてしまいました。しかし街をよく見れば、そこには形を変え暗渠となったかつての川があちこちに潜んでいます。
この講座では初心者にもわかりやすい暗渠を丁寧な解説を加えながら歩き、暗渠歩きの楽しみ方とそれを通じた街への新たな視点をお伝えします。暗渠特有の景観(暗渠スケープ)へとまなざしを向け、その背後に潜んでいる、失われた水系が織りなす空間の広がりを体感いただき、それぞれにひそむ人と水とのかかわりがそこに積み重ねてきた時間の奥行きを、解説と配布資料によりひもといていきます。
各回6〜7kmを2時間半かけて歩きます。

◆カリキュラム 
1/11
■旧向島区の暗渠を辿る(鐘ヶ淵・東向島・曳舟)
墨田区北部の低地を流れていた葛西用水西井堀の分流を、新玉ノ井や鳩の街の赤線跡も交えながらたどります。永井荷風「濹東綺譚」に描かれた水路の暗渠も立ち寄ります。
集合/東武伊勢崎線「鐘ヶ淵駅」
(解散は東武伊勢崎線「曳舟駅」予定)

2/8
■三ヶ村用水の暗渠を辿る(東府中)
府中市東部を流れていた三ヶ村用水やその分流の暗渠をたどります。今もわずかながら水田が点在し、暗渠の一部は現役の灌漑用水として使われています。
集合/京王線「東府中駅」
(解散は京王線「飛田給駅」予定)

3/8
■鈴木用水を辿る(小平市南東部)
小平市南東部を流れる玉川上水からの分水「鈴木用水」を歩きます。江戸時代に武蔵野台地の開拓地「鈴木新田」の水道として開削された水路には、今も途中まで水が流れています。
集合/西武多摩湖線「一橋学園駅」
(解散は西武新宿線「花小金井駅」予定)

※現地集合・解散。交通費各自。
※集合場所は駅改札前です。通行の妨げにならぬようお集まりください。
※集合時間、トイレ休憩、天候具合、参加者の体調などにより順路変更、割愛、省略することもあります。
※欠席の連絡は前日17時までに事務局に連絡ください。
※雨天決行。荒天の場合は中止し、振替日を原則、翌日曜日もしくは第4土曜日とします。振替開催の場合は、不参加でも返金はできません。中止の場合はご返金します。(延期または中止連絡は、講座の前日とします。)


★講師プロフィール 
1972年東京都新宿区生まれ。1997年より、東京の暗渠や水路、湧水などの探索の成果をウェブサイトにて公開。著作に「東京暗渠学」、編著に「東京「暗渠」散歩」共著に「東京23区凸凹地図」など。
9,570円(税込・3回分) 

【お申し込み方法】
お電話またはホームページで事前にご予約ください。
◆保険料 480円(税込・3回分)
◆教材費 4,290円(税込・3回分) 
※イヤホンガイド付 
◆持参品:歩きやすい靴で参加。筆記用具、クリアファイル、雨具、保険証のコピー
※25歳以下の方【先着3名様】受講料・教材費・保険料込み9,720円(税込・3回分)でご受講できます。お申込みの際、「その他」に25歳以下の旨を必ずご明記ください。
※キャンセルは1週間前まで。それ以降は全額お支払いいただきます。
※入会金はかかりません。
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