第1木曜日 10:30~12:00 全6回 7月4日~12月5日 〔7/4、8/1、9/5、10/3、11/7、12/5〕 | |
村尾 誠一(東京外国語大学名誉教授) | |
『徒然草』を丸ごと読んでみましょう。 『徒然草』は楽しみ方が十人十色ある、面白い作品です。 生き方について教えられるという楽しみがあります。 裏を返せば、兼好の意見に反発する楽しさがあります。 現代と違った中世の生活に触れるのも楽しいです。 文章の名手である兼好の語り口に感嘆することもあるでしょう。 さらに今、研究者の手で兼好の伝記は根本的に見直されています。それに従って読むという、謎解きの楽しさもあります。 『徒然草』の通読をめざしますが、毎回どこまで読むとは決めていません。 今期は序から始めます。途中から参加されても、この作品は十分楽しめますので、安心してご参加ください。 ★講師プロフィール★ 長く東京外国語大学で教え現在名誉教授。博士(文学)。中世和歌を中心に日本文学を研究する。主な著書に『教養としての日本古典文学史』(笠間書院)・『中世和歌史論』(青簡舎)・『コレクション日本歌人選 藤原定家』(笠間書院)など。 | |
18,480円(税込・6回分) ※別途、設備使用料900円(税込・6回分)がかかります。 | |
小川剛生訳注『新版 徒然草』(角川ソフィア文庫) 1188円(税込) ※講座当日までに各自ご用意をお願いいたします。 ◆資料代:360円(税込・6回分) |