第3水曜日 10:30~12:00 [11/20、12/18、1/15、2/19、3/19、4/16] | |
菅野 俊輔( 江戸文化研究家 ) | |
古典落語の舞台を歩いています! みなさん、こんにちは! ただいま、古典落語に登場する地名を古地図でたどりながら、「失われたワンダーランド」江戸のあれこれを楽しんでいます。 例えば『品川心中』の「品川」は江戸の南に位置し、東海道の宿場町として有名ですが、第1宿ゆえに泊まる人がいるのかなあ…と心配になります。でも、心配はありません。品川は3つの宿場からなり、目黒川を挟んだ北品川宿と南品川宿は、旅行者向けの旅籠が並びますが、江戸・高輪寄りの徒歩新宿(かちしんしゅく)は「飯盛女」が多く賑わっていたため、宿泊客も多くいたのです。江戸後期の19世紀には、吉原や深川の辰巳に次ぐほど、人気を集めた遊里でした。どのような人がお客となり、どこからやって来たのか、など落語のストーリーをたどりながら、講師と皆さんで甲論乙駁しましょう。 とりあげる落語は『目黒のさんま』『百川』『明烏』『芝浜』『宿屋の富』など、順不同です。街歩きをされている方、江戸に興味のある方などのご参加をお待ち申し上げております。 ★講師プロフィール 東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。江戸文化研究家・歴史家として著述のほか、講演・テレビ出演、古文書講座・江戸学の講座など幅広く活動中。著書に『江戸の長者番付』『図説 江戸の落語』(ともに青春新書)、『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)など。 | |
18,480円(税込・6回分) ※別途、設備使用料900円(税込・6回分)がかかります。 | |
◆資料代 660円(税込・6回分) |
古地図で楽しむ江戸文化
◆会場 毎日文化センター