「平家物語」を読む

第1・3金曜日 10:30~12:00
7月19日~10月4日
[7/19、8/2・30、9/6・20、10/4]
※8/16は台風接近に伴い、休講となりました。
※8/16休講分の振替を8/30に実施いたします。
伊藤 悦子(中世文学研究会会員)
『平家物語』は、歴史の転換期を描ききった、軍記物語の最高傑作です。

この講座では、物語の流れに沿って原文をじっくりと読み、その豊饒な世界の魅力に迫ります。
物語周辺の史料も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、
合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。
毎回丁寧に背景を説明しますので、途中から参加される方もご心配ありません。
今期は巻十一「内侍所都入」から巻十二「土佐房被斬」「判官都落」までの名場面を取り上げます。

★各回カリキュラム
第1回 巻十一 「内侍所都入」・源平落人伝承 -生き残りの人々-
第2回 巻十一 「剣」「一門大路渡」「鏡」 -三種の神器-
第3回 巻十一 「副将被斬」「腰越」 -兄弟の確執-
第4回 巻十一 「大臣殿被斬」 -愛別離苦-
第5回 巻十一 「重衡被斬」 -仏罰か往生か-
第6回 巻十二 「土佐房被斬」「判官都落」 -兄弟の決別-

★講師プロフィール
國學院大學大学院(文学研究科)満期退学。現在、博士論文執筆中。専攻分野は軍記物語を中心とした日本中世文学。特に軍記物語を題材に絵画資料や伝承などの研究に取り組んでいる。著書に『木曽義仲に出会う旅』(新典社)。
18,480円(税込・6回分)
※別途、設備使用料900円(税込・6回分)がかかります。

◆資料代:600円(税込・6回分)
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