「平家物語」を読む

第1・3金曜日 10:30~12:00
10月18日~2025年1月17日
[10/18、11/1・15、12/6・20、1/17]
1月はお休み、第3週開講です。  
伊藤 悦子(中世文学研究会会員)
『平家物語』は、歴史の転換期を描ききった、軍記物語の最高傑作です。

この講座では、物語の流れに沿って原文をじっくりと読み、その豊饒な世界の魅力に迫ります。
物語周辺の史料も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、
合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説します。
毎回丁寧に背景を説明しますので、途中から参加される方もご心配ありません。
今期は巻十二「吉田大納言沙汰」から灌頂巻「女院死去」までの名場面を取り上げます。

★各回カリキュラム
第1回 巻十二 「吉田大納言沙汰」「六代」 -維盛の家族達-
第2回 巻十二 「泊瀬六代」-行家と義憲、二人の叔父-
第3回 巻十二 「六代被斬」(1) -平家の終焉-
第4回 巻十二 「六代被斬」(2) -悪七兵衛景清の物語-
第5回 灌頂巻 「大原入」「大原御幸」 -建礼門院その後-
第6回 灌頂巻 「六道之沙汰」「女院死去」 -六道輪廻と往生-

★講師プロフィール
國學院大學大学院(文学研究科)満期退学。現在、博士論文執筆中。専攻分野は軍記物語を中心とした日本中世文学。特に軍記物語を題材に絵画資料や伝承などの研究に取り組んでいる。著書に『木曽義仲に出会う旅』(新典社)。
18,480円(税込・6回分)
※別途、設備使用料900円(税込・6回分)がかかります。

◆資料代: 660円(税込・6回分)
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