王朝継ぎ紙

第2・4火曜日 10:30~12:30
近藤 富枝(王朝継ぎ紙研究会主宰・作家)
田村 節子(民族衣裳文化普及協会会員)
平安時代、宮廷で生まれた和紙の芸術「継ぎ紙」は、『国宝西本願寺本三十六家集』の料紙として大切に伝わってきました。「継ぎ紙」とは、金銀の箔や野毛を撒いた華やかな染め紙や、上品な文様の唐紙などさまざまな紙を継いで、新たな美しい滋味のある画面を作っていく和紙工芸です。世界から注目される日本の和紙ですが、今から千年前にはその装飾技術はもっと進んでいたようです。
この講座では、自然の美をこよなく愛でた平安王朝時代ならではの色や、三種の技法の「切り継ぎ」「破り継ぎ」、そして十二単の袖口を思わせる「重ね継ぎ」を学び、紙の装飾から色紙や短冊、料紙の他、貝合わせや扇子等、さらに実用的なものも制作します。
優雅であり、和紙が織りなすモダンな画面が現代にも通じる不思議な「継ぎ紙」の世界をご一緒に楽しんでみませんか。
1期=18,150円(税込・3ヶ月前納)
継続=21,450円(税込・3ヶ月前納)
1期6ヶ月、以降継続
※別途、設備使用料900円(税込・6回分)がかかります。
材料費として1作品につき3,000円程度の実費(作品により異なります)
持ち物:はさみ、カッター、ものさし、目打ち、鉛筆、筆、下敷きにする厚紙
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